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2020.08.22

CLTパネル製品検査

厳しい暑さの中、磐田市の(株)スカイさんにてCLTパネルの製品検査を行いました。
この日は雲も多くそれほど日差しも強くはありませんでしたが、気温が高くて日影でも汗が止まりません。
マスクは一応着用していましたが、できるだけ距離をとりながらマスクを外すようにして、熱中症対策をしながらの検査でした。早く、涼しくなってほしい。。。

CLTとは「Cross Laminated Timber」の略称で、日本語では、「直交集成板」と呼ばれます。
挽き板(これをラミナと言います)を繊維方向が直交するように積層して接着した木質系の材料で、建築の構造材にも使用されます。
これは、間伐材などの建材として利用出来ない木材の活用方法としてヨーロッパで開発された工法ですが、日本でも平成26年から使用が開始された比較的新しい材料です。

現在弊社監理で進行中のプロジェクトでは、このCLTパネルを車寄せや歩道の屋根となるピロティーの構造壁として使用します。
1枚の大きさは大きいモノは幅1.2m、高さ4.5mを超え、また、構造材がそのまま仕上げとなりますので、傷をつけないように搬入には細心の注意が必要です。なんとか無事に納まってくれればと思います。

来月の後半には、いよいよ現地にて建て方が始まります。
CLTパネルが立ち上がる頃には、この暑さももう少し和らいでほしいものですね。
体調管理をしっかりとして、9月以降も気を抜かず、取り組みたいと思います。

増田